2023年07月30日 (日) | 編集 |
お正月に予定外の2回目の手術をしたといっていた幼馴染
予定外の手術と言う事は病気の進行が思っていた以上に早かったという事。
「退院した」と連絡があったきり、音沙汰なく
どうしているだろうと思いつつ、連絡できなかった。
順調であれば抗がん剤治療になっているはず・・・・
と思いながら最悪の事も頭をよぎったりして、新聞を見たりしたけれど何もなく
それから半年経ち、やっぱり心配でラインを送ってみたら
思ったより元気そうで電話がかかってきた。
治療は順調らしいが抗がん剤治療の後遺症で髪は抜けてウイッグをつけているとのこと。
抗がん剤も入院しての点滴ではなく、飲み薬で入院はしなくていいという。
抗がん剤を飲むと1週間は食べられず寝込むというが
「半年たち、今が一番調子がいい」と明るく笑い、
「漫画も少し読めるようになったよ」という
それでも大好きだった漫画を惜しげもなく捨てていく彼女
読みたいのがあれば電子で買うからと
処分する紙ベースのモノはラインで写真が送られてきて
「読むんならあげるよ」という。
一部屋、漫画で埋まるほどの蔵書持ちだったけれどだいぶすっきりしたそう。
言語野のある部分の腫瘍と言う事もあり、今までのように読むことが出来ないからと言うけれど
たぶん「終活」も兼ねているのかな
古い漫画を貰ったりして押し入れがいっぱいになり、溢れてきた私の蔵書
私もいつか終活でこれらを処分する日が来るのだろうけれど
どういったきっかけでそう思うのかな・・・
笑いにながら処分しつづける彼女の強さとその陰に隠れて居る辛さを想像してなんとも言えない気持ちになった。

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