2023年03月05日 (日) | 編集 |
春闘の季節ですね。
トヨタとか大手さんは満額回答だったとかで
ベアや定期昇給を含めて1万以上あがる会社もあるんだとか、羨ましい。
ウクライナ情勢もあり、日々上がり続ける物価
賃金は上がらないので実質賃金は下がり続けているのが今の日本の現状。
岸田内閣はしきりに賃上げを言っていて、大手で3%、中小で1.5%の賃上げを目標にしているようだけれど、
果たしてそれに対応できる企業がどれだけいるのか疑問
まぁそれだけ上がったとしても実質のインフレ率か4%なので
実質賃金が下がり続けているのは変わらないんですけれどね。
今の会社も長らく給料は上がらなくて、昨年春にちょっとだけ上がったけれど
物価インフレ率には遠く及びません、残念ながら。
考えれば30年も実質賃金が上がらない国だっという自体が異常だったんでしょうし
急に「あげろ」と言われても体力ある会社ならともかく、中小は厳しいよね。
それはともかく・・・・岸田内閣の言う「賃上げ」とはどういう意味なんでしょうね。
私的には「ベア」部分だと思うけれど、どうも話すと「ベア」と「定期昇給」をごっちゃに考えている方が多くてビックリします。
「ベア」と「定期昇給」は似ていて全く非なるもの
「ベア」は文字通り「ベースアップ」つまりは賃金の底上げ
全員の賃金が上がるもの
「定期昇給」は年功や職能に合わせて上がるもの
勤続5年経ったら1万、勤続10年経ったら3万あがるというのは「定期昇給」
つまりはの階段状の昇給なので人の居る位置が変わるだけ、
定年退職や新規入社なとで人の入れ替わりがあるから
支払う側にはさほど影響が無いのに対し
「ベア」は底上げで全員が上がるので、人の入れ替わりがあろうとなかろうと支払う側の負担が大きくなる
その違い
1人が定年退職して1人を新卒雇用していたと仮定すると判りやすいと思います。
社員が20代30代40代50代60代それぞれ1人いて仮に2000万の給与支払いがあったとしますね。
定期昇給の場合は60代の人が定年で居なくなって20代が入社してくる。
20代の人が30代の給料になり、30代の人は40代の給与になるだけなので
各人の配分が変るだけで2000万円の支払額は変わりません。
だけどベアの場合は底上げで全員が上がるので
企業側は2000万だった支払いが3%ベアで2060万の支払いに増える訳
もちろん定期昇給部分を底上げする場合もありますよ。
勤続5年の人が1万円上がるのが、2万になったらそれは底上げですから
給料が上がった、上がらかったという人が居るけれど、この辺りをはっきり理解しないと
折角の賃上げが雰囲気が正しく使われていない感じがするんですよね。
今の職場もこの春に賃上げすると言ってますが、インフレ率以上のベアである事を切に望みますわ・・・。
のりこさんへ
コメントありがとうございます。
デコポン美味しいですよね。
食物繊維もたっぷりで今の時期は便秘知らずです^^
ふるさと納税できる金額は知れてますが毎年楽しみにしています。

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