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表ブログでは言えない五十路びんぼーおひとり様の心のつぶやき
2018年08月16日 (木) | 編集 |
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雨の日や用事がある日以外、毎週1回は実家へ行き、庭の手入れをするのが日課になっている。

ちょっと怠れば、雑草はボウボウになるし、畑も気になる。

雑草を取り、

花を育て、

野菜を実らせ

少しでも空き家感がないように

少しでも住んでいた時のままに

築40数年のボロ屋だけど、荒れ果てないようにとささやかな抵抗をしている。


その日も畑と家の中と行ったり来たりしつつしていると、隣にトラックが停まり、作業服を着た人が数名降りてきた。

そして隣に家の裏庭を鎌で刈り、刈った草をトラックに積み始めた。

あぁこの人たちがお向かいさんが言っていた「会社の人」か・・・と横目で見ていたら、そのうち鎌では刈れない太さの枝や草があるのか、ハサミがないとか、鋸を持ってない、取りに行けとか聞こえた。

「良かったらウチのを使いますか?」と

あまり切れはしないのだけど無いよりはと鋸と剪定ハサミを何本か手渡した。

一緒に作業している若い子は東南アジア系の外国人の人たち
「こんにちわー」「ありがとうございます」と声をかけてくれる。

きっと異国の地で大変だろうけれど、こうやって一生懸命言葉を覚えながら働くのは社長夫婦が色々教えているからなんだろうな

お向かいさんから「会社の人」とは聞いて居たけれど、よくよく聞くと「今の会社」ではなく、「以前勤めていた会社」の人らしい。

しかも辞めてから10年近く経つそうで、頼まれた訳でもないのに辞めた従業員の家の事までしてあげるなんて、外国人研修生を受け入れて大変だろうに、なんて親切な会社なんだろうと思ってた。

社長の奥さんは

「周りは良い人だから苦情も言わないけれど、あまりに酷かったから」

「仕事に一生懸命な人だからね、こういう事する時間がないんだろうね」

「いい人なんだ、だからこうやってしてあげようと思うのよ」

と言っていて、しゃべり方は気の強そうな人なのに

お隣に対してはあまりのお人良しでちょっと違和感すら感じてしまった。

若い衆に指示して、あらかた終わった後、ちょっぴり家業を宣伝して帰って行ったのだけど

今度は斜め向かいさんが様子を見にウチの庭に入ってきた。

どうやら様子をみていたらしい(笑)

すると思いもよらない言葉が・・・

お隣は腕の良い職人さんらしく、あの社長夫妻はお隣の人に自分の会社へ戻ってきてほしいから、いろいろしているとのこと。

それを聞いて妙に納得してしまった。

そうでなくては頼まれてもいないのに10年も前に辞めた従業員の家の事を無償でしないよねぇ

外国人研修生を受け入れるという事は逆の見方をすれば日本人の従業員が集まらないという事。

それに外国人という人手があったとしても彼らだけで顧客の要望を聞いたり、応えたりは出来るはずもない。

やはり熟練した日本人の従業員が欲しいはず

だからそれが判るからお隣は留守を装い作業中でも顔も出さない訳か

あの奥さんはお人良しじゃなく、何のことはない打算がありまくりだったわけで、感じた違和感の理由も判ってしまった。

辞めたという事は何か辞めようと決意した原因があったはずで、それが変わらない限り戻らないと思うけどね。

そう思いつつ、辞めた後でもこうやって必要とされる人が居るという事に羨ましくも思ったりした。

自分なら絶対こうして相手から請われることはないものね。





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