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表ブログでは言えない五十路びんぼーおひとり様の心のつぶやき
2018年08月05日 (日) | 編集 |
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泣きながら、やっと出た言葉は

「父は唯一の肉親のようなものなので、どんな形でも生きていて欲しいというのが本音です。
でもそれを父がそれを望んでいるかは判りません」

というのが精一杯だった。

いい年をして日中からボロボロ泣く私に医師は驚いたようで

「今はまだ決心をつかなくてもかまいません。
それに娘さんがそう望んでいるのを知れば、お父さんも頑張って生きようと思っているかもしれません」


そしてポートを埋め込むことになった。


延命医療、終末期医療のむなしさは医療従事者が一番よく判っているでしょう。

治る見込みが無いのに命を細々と永らえる為に莫大な医療費を使う。
それを診る医師や看護士、介護士の負担も大きい

そうと判っていても決断は出来なかった・・・。

1人になりたくないというのが一番の理由だけど

父の枕元でそれを言いたくはなかった

寝たきりでも声を発せられなくても聴覚だけは最後まで働く

そう聞く。

問いかければたまにうなずく父に

自分の命を絶つのが自分の娘であることを

理解できる確率は低くても、それを知らせたくなかった。


意思が反対であれば

この苦しみをさらに続けさせるのも自分の娘な訳で

それを恨むとしてもだ。


私は死神の鎌を持っている


でも出来るならそれを使わずに

木が朽ち果てるが如く、ゆっくりとゆっくりと心臓が自ら鼓動を止める時まで居て欲しい。


なんてワガママな娘なんだろう

そう思ってもその考えを変える事が出来ない。


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