2022年11月27日 (日) | 編集 |
そんなようなことを言ったのは大女優の樹木希林さん
自分で死期が判り、その時まで時間があるからそれまでにやりたいことも終活も出来る
という事らしいけれど
なんか判る気がする。
ウチの父なんかは突然倒れ、その日から自分の意志では何も出来なくなった。
入院手続きやもろもろは私が全てしたけれど、
治療方針や死後の事できっと「こうしたかった」という事もあっただろう。
そういう部分ではガンは突然死ぬわけではないから準備期間がある。
私が恐れるのは自分の意志と力で何かを出来なくなること。
死ななくても「痛い」とか「動かない」という病気は不便なので治療はするけれど
ガンだったらそこまでしなくてもいいかな・・・とうっすら思う時がある。
手術や抗がん治療の果てにやせ衰え、ベットから動けなくなって迎える旅立ちより
死期が判った段階で、自分の預貯金と相談しながら退職する時期を決めて、
アパートを引き上げ、増えた家財などを処分し、身軽になって
出来るだけ他人に迷惑をかけないようにする。
死期よりお金が余りそうなら生前贈与で何処かへ寄付するのもいいし
お金も使い切ってからその日を迎える。
それが一番いい死に方かなぁと
でもね、現実はなかなかそう上手くはいかないんだよね。
脳梗塞家系だから私も同じ道を歩むのかな
父が倒れたその日まであと14年
短いような長いような・・・

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