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表ブログでは言えない五十路びんぼーおひとり様の心のつぶやき
2023年02月03日 (金) | 編集 |


知り合いの子に発達障害の子がいる。

「子」と言うのは語弊があるかもしれぬ、もうその子は成人をとうに過ぎているのだから

就職が出来なかったようだけど、幸い家業を手伝うという選択肢があったので

自宅に居ながら暮らせているよう。


私自身、人とのコミュニケーションが上手く取れなかったり、

衝動が抑える事が出来なかったりすることが多々あるので

自分も発達障害の気があるんだろうなと薄々思っている。

そして他人を気遣う事が全くできないウチの弟も・・・。

だけどなんとか働けて、自活が出来ているので生きにくいと感じながらも一人で生きて行けている。


たまたまその子と一緒に作業をすることになった時

あぁ発達障害ってこういう事か・・・と実感

なんていうか、ああいう子って想像力がないのだよね。


基本、悪い子ではない、いや真面目

でも「○○を持ってきて」というと

ずーっとそれを持ってき続ける。

山積みになって置く場所が無くなっても、その上にどんどん積み上げる。

崩れてきても気にしないで持ってくる。

私が作業していてもお構いなしにその上に置く。


普通の子は「置く場所が無くなったけれどどうするか」とか

「ここに置いて良いのか」と聞くと思うんだけれど

そういう発想が無いというか、言われた事だけひたすらに続けようとする。


だから細かく指示しなければならない。

「○○を持ってきてほしい。だけどここのスペースに置けなくなったら一旦辞めて、空いたら再開して欲しい」

と言う感じで。

発達障害の子って「適当に」とか「様子を見て」とかあいまいな指示に対して

対応できないんだなと実感


ウチの弟もその気があるからもっと事細かく言わなけれはならなかったんだよね、たぶん。


「いちいち言わないと判らないの」とか

「何をしなければならないか少しは自分で考えろ」とか

「相手の事を思いやれ」とか

いうのは求めても無理なんだよね。


肉親だと感情が先に立ち、冷静に考えられないし、言葉も出ないけれど

他人の子をみて、改めて思ったわ。


そこの家も兄弟仲が凄く悪くって、その子のお兄ちゃんは毛嫌いして家に寄りつかないって

発達障害のその弟の面倒はみないと宣言しているらしい・・・

俗にいう「きょうだいリスク」を避けるために本州で就職してそのまま婿入り同然に結婚したそうな

兄弟だからこそ、歩み寄れないんだよね。


お母さんは「私たちが死んだらどうなるんだろう」って言っていたけれど

そういう家庭って意外とあるのかも

発達障害グレーゾーンの私達姉弟だけど

とりあえず父にそういう思いをさせなかったのは不幸中の幸いだったのかもね






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