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表ブログでは言えない五十路びんぼーおひとり様の心のつぶやき
2016年07月08日 (金) | 編集 |
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明日は会社が終わったら、そのまま実家へ行こうと考えて、父の所へ顔を出した。
先週までは熱も出てて点滴生活だったけど、針も外れてちょっと安心。

いつもは寝ていることが多いし、目を開けていても痴呆が進んで、言葉をかけても無反応なのだけど、今日は久々にちょっとだけ反応があった。

「しま子だよ、わかる?」と聞けば頷き
「今日お風呂に入ったの?」と聞けば横に振る。

以前と比べて、よく見ないと判らないほどの小さい動きだけど、それでも髪の臭いをかぐと確かに今日はお風呂の日じゃなかったよう。

「○○さんわかるかい、電話来てたよ。腰が痛くてお見舞いに行けなくてごめんねって言っていたよ、わかる?」と聞いたら、頷いた。

数か月ぶりにこちらに戻ってきた父。

一方的だけど、久しぶりに通じたことが嬉しくて、そしてあと何回こんな事があるのだろうと思いながら、その嬉しさをかみしめた。
つい実家の様子や家庭菜園の事、お盆休みに叔母の所へ行く予定のこと、お墓参りもお寺参りもきちんとしてきるからと長く話したけれど、いろいろ話したせいで理解できなかったのか、父のまた向こう側へいってしまったらしく、無反応になってしまった

認知症というのは寄せては返す波のようだという

行きつ戻りつしながら、どんどんと痴呆が進む。
殆ど、わからなくなってしまった父だけど、時折ちょっとだけこうやって戻ってくる。
不思議と熱を出したり、体調不良を起こすとこうした時が多い。

そうして戻ることは命を削っているようにも思えるし、身動きできない事を思い知らされる本人には辛いことかもしれないけれど、そうして出来た「独りじゃない」と実感で来るわずかな時間にすがっている私はなんて心弱いのだろうと思う。

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